眼科
概要
当科は患者さんに十分納得し満足していただける医療の提供を目指しております。
診療指針
地域医療に密着した形での診療をモットーとし、患者さん一人一人の立場に立ち、暖かい、心のこもった医療を提供していきたいと思っております。
また検査データを見て頂きながら、分かりやすい形で病状説明を行い、理解同意を得た上で、患者さんその人に最善と思われる治療を行っております。
診療体制
外来は、月曜~金曜までは午前2診、午後1診、常勤医師2名と非常勤医師4名で行っており、土曜日は京大病院医局からの医師が行っております。
検査に関しては、視能訓練士4名で行っております。
眼の疾患は何でも診ておりますが、特に緑内障、白内障、ぶどう膜炎、糖尿病網膜症・網膜血管閉塞・黄斑変性症などの網膜疾患などを中心に診察しております。
外来での眼科機器は、光干渉断層計(OCT)、広角眼底カメラ、ハンフリー自動視野計、ゴールドマン視野計、角膜形状解析・波面収差解析装置、蛍光眼底造影撮影装置、角膜内皮撮影装置、眼軸長測定装置(IOLマスター)、網膜治療を行うためのマルチカラーレーザー、SLT(緑内障レーザー・YAGレーザー)など高度な診療機器を設置しております。
また手術室にはzeiss Lumera700の最新の顕微鏡、アルコンConstellation (白内障・硝子体手術機器)、トラベクトーム緑内障手術機器、マイクロパルス毛様体光凝固(MPCPC)など最新の機器を揃え、最善の治療が行えるよう心がけております。
手術日は月曜午前・午後、火曜午後、木曜午前・午後に行っております。
手術件数は2020年には白内障を中心に、緑内障、硝子体など内眼手術は695件で、他に糖尿病網膜症や網膜血管閉塞による黄斑部浮腫や加齢黄斑変性症に対しての硝子体内注射など(2020年は319件)も行っております。
なお当院は多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術に対し先進医療の届出受理病院となっております。
また当院は京都大学附属病院と常に連携体制をとっており、必要となれば、適宜京大などの高次医療機関へ連絡できる体制をとっております。