病床数184床の内９９床はリハビリテーション専門の病棟です。回復期リハビリテーション病棟とは急性期治療を脱した患者さんが在宅復帰や社会復帰を目標にリハビリを行う病棟です。
入院中は身体機能の改善だけでなく、日常生活動作の改善を行うことに重点をおいています。
また、患者さん、ご家族、主治医、看護師、リハビリスタッフ、MSWと共に退院後の生活についても調整を行います。
退院後の生活についても調整を行います。
病院内に３箇所ある階段は、それぞれ高さが異なっています。
壁には歩行距離とコースが示されており、患者さんと共にテープに沿って歩行訓練を行っています。
急性期病棟は、術前から術後・退院までのスケジュールがわかる、クリティカルパスを用いて説明を行います。
また、ウォ－キングカンファレンスによって１日のスケジュールを患者さんと共に確認し、より良い状態で入院生活を送っていただけるように話し合います。
最近では整形外科だけでなく外科の手術件数が増加し、社会復帰に向けて、早期から回復期への移行を促しています。
糖尿病教育入院に力を入れています。毎日、糖尿病教室を行い、多職種が連携し指導に取り組んでおり、退院後も外来で継続した看護の提供が出来るよう外来との連携も強化しています。
また、障害者病棟では、患者さんの声を聞きながら、その方に合った看護の提供をしています。
リハビリテーションに興味があり、回復期リハビリ病棟がある当院に就職しました。
毎日リハビリをしている患者さんに対し、他職種と連携して在宅復帰に取り組んでいます。
病棟もきれいで、回復病棟の他に急性期病棟があるところも魅力だと思います。
看護師：ブリッジの会 Y．A．
当院では教育体制として、ペンギンが集団で子供を育てるようにチームで新入職者を育てていこうという環境が整っています。
いろんな人に相談ができ、相談役の人もいるため、悩んでいることなどが声に出しやすいのも十条武田リハビリテーション病院の魅力だと思います。
回復期リハビリテーション病棟はグループの中では唯一。
患者さんと共に地域社会で生活する方法を考えましょう。
患者さんと共に喜び、悩み、生活のお手伝いができれば・・・と思います。